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時忘の捨姫 ―時緒縁起譚―
今月のお話
そもそもは今から八百年前、異能の僧・西行が行き倒れの少女を甦らせたことから始まる。人の姿をしておれど、人ではないことに気付いた西行は、“それ”を山奥に打ち捨てた。そして、現代。西行の子孫である武清は、古文書に導かれ、その少女を発見するが……!? 本格伝奇譚の開幕!!
八百有余年の間、一人で時代を見続けてきた人造人間の時緒。寿命を持たない彼女は、この先も歴史の流れを見続けていく。時緒が初めて流す涙の意味、そして、「時緒が母になる日」とは……!? 本格伝奇譚クライマックス!!
キャラクター
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佐藤武清
「おじいちゃんの忘れ物を探しに行く」として、修学旅行中に一人で高野山へ。その山中で「彼女」を発見する。
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時緒
八百数十年前に造られた人造人間? 言葉は「おかえり」しか言えないが、不死身に近い身体を持つ。
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西行
平安時代末の高僧。高野山の奥地で「彼女」を造るが…
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角田
佐藤のクラスメイト。
プロフィール
作: 坂口いく/画: 荒巻美由希
作: 坂口いく(さかぐち・いく)
手塚賞佳作受賞を経て、1988年より「月刊少年ジャンプ」(集英社)誌上にて、代表作となる『闇狩人』連載をスタート。近年は漫画原作者としても活躍し、「チャンピオンRED」(秋田書店)誌上にて『ちぇんじ123』を連載、全12巻に及ぶヒット作となった。
画: 荒巻美由希(あらまき・みゆき)
GX新人賞の努力賞と奨励賞を受賞、そして第70回小学館新人コミック大賞では佳作を受賞し、『時忘の捨姫』にてデビューを飾る。新人離れした画力を持つ期待の22歳。
トピックス
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